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新NISA開始から約1年!ポートフォリオのリバランス2回目

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みなさんこんにちは。

新NISAが始まってからもうすぐ1年が経とうとしていますね。

新NISA用ポートフォリオに向けて7月に一度リバランスをしたんですが、インデックスの比率がまた高まってきましたし、ちょうど買いたい銘柄もあったのでこのたび、2回目のリバランスをしてみました。

今回は11月に実施したリバランス内容をまとめました。

新NISAで目指すポートフォリオのイメージ

まずは新NISAで目指すポートフォリオの完成イメージについて。以前紹介したものと同じものを再掲します。

口座投資先金額 (万円)比率 (%)
つみたて投資枠オールカントリー60020
成長投資枠日本高配当株120040
特定口座米国高配当ETF60020
米国長期債ETF30010
自由(Jリート、成長株など)30010
合計 3000100

金融資産3000万円を節目とした場合、上表の割合を目指しています。配当狙いをメインにしつつ、NISA枠内でインデックスも続けるイメージです。続いて投資先の詳細です。

NISAつみたて投資枠

つみたて投資枠はeMAXIS Slim全世界株式(通称:オルカン)1本にこれからも投資していきます。今は特定口座でVOO、QQQ、VEA、VWOといったインデックス系のETFを保有していますが、これらはいずれ全て売却してインデックス投資はオルカンのみの運用にすっきりさせる予定。

基本的に含み益のある資産を売却すると課税されるため運用上の効率はよくありませんが、それでも売却する理由は3つあります。

  • 取り崩すとき楽だから
  • 投資額が少額の内にポートフォリオをすっきりさせたい
  • 過去の投資失敗による繰越損失がある

一番の理由は、インデックス投資が将来取り崩すためにあるからですね。取り崩しをイメージしたとき、複数の投資商品を取り崩すよりオルカン1本から取り崩す方が圧倒的に楽です。

そしてもう一つの理由は、今の長期投資を始める前にだいぶ投資でやらかしてしまっていてその繰越損失がまだ使えるからです。利益確定の課税を相殺できるので、リバランスで売却しても私の場合はさほど効率が落ちるわけでもないんですね。

NISA成長投資枠

続いて成長投資枠について。ポートフォリオの主力にあたります。自分の銘柄選定基準に従って引き続き日本の高配当株を買い足していきます。

▼私の銘柄選定の方法

関連記事:【高配当株の選び方】永久保有銘柄を探して目指せFIRE!

特定口座

特定口座では、米国高配当ETFや米国債ETFなどに投資していきます。米国債ETFは、今まで東証の商品を使っていましたがドルのキャッシュフロー強化のため少しずつTLTへの切り替えを進めています。

その他には、その時々に思いついたアイデアへ自由に投資する自由投資枠を10%ほど設けていて、今は以前から投資していた金や暗号資産のほか、今年になって投資し始めたJリートが該当します。

続いて、今回のリバランスで10月末時点のポートフォリオからどのように変化したのかをまとめます。

リバランスのビフォーアフター

こちらがリバランス前の10月末時点のポートフォリオです。

インデックスの比率が高く、米国高配当株の比率が下がっていましたので、VOO、VEAなどの各インデックスETFを売り、返ってきたドルでVIG、HDV、SPYD、TLTを購入。あとはゴールドETFを売って自由投資先としてトヨタ自動車(7203)とPOST PRIME(198A)を買いました。

リバランス後のポートフォリオはこちらです。

リバランス2回目のポートフォリオ

購入した銘柄

  • VIG
  • HDV
  • SPYD
  • TLT
  • トヨタ自動車(7203)
  • 三菱商事(8058)
  • POST PRIME(198A)

売却した銘柄

  • VOO
  • QQQ
  • VEA
  • VWO
  • SPDRゴールド・シェア

ゴールドや暗号資産の急騰もあり自由投資枠の比率が高いですが、こちらもいずれ慣らしていくつもり。

また、今回のリバランスでは自由投資枠で初めて個別株を買いました。なぜこの2銘柄を選んだのか、それぞれの銘柄への想いもご紹介します。

自由投資枠の購入銘柄

まず一つ目はトヨタ自動車についてです。

トヨタ自動車(7203)

もはや説明不要の車メーカー。日本人なら誰もが知る大企業「「世界のトヨタ」。世界の新車販売台数では4年連続首位を記録、カローラは2005年に累計販売台数3000万台にのぼり、世界で最も売れた車としてギネス記録にもなっています。

そんな一流企業に投資する理由なんてたくさんありそうなものですが、今回投資した理由はとても個人的なもの。単純に、私が初めて車を持つことになって選んだのがトヨタのシエンタだったからです。

トヨタはもともと親がずっと乗っていて、小さい頃からわが家の足として馴染み深かったんですが、就職してからは実家を出て結婚して「夫婦2人なら車はいらない」としばらく車と無縁の生活をしてきました。

ただ、順調にいけば来春、わが家もいよいよ家族が1人増える予定なのでついにマイカーを購入。購入を決めた後、「子どもの頃はよく親に乗せてもらったなぁ。今度は自分が乗せるのか」としみじみ考えていると、ふとこんな言葉を思い出したんですね。

安心って言うのは車の後部座席で眠ることさ。前の席には両親がいて、心配事はなにもない。でもね、ある時、その安心は消え去ってしまうんだ。君が前の席にいかなきゃならなくなるんだよ。そしてもういない両親の代わりに、君が誰かを安心させる側になるんだ。

スヌーピー(ピーナッツ)

私にもいよいよ運転席に座る番が近づいてきていて「トヨタが今度はわが家の足として支えてくれようとしているんだなぁ」と思うとなんだか無性に応援したくなったんです。

車は大切な家族の命を乗せているから

まずは安全第一、そしてこれからも成長し続けていってほしい

そんな気持ちを込めてこのたび株主になってみました。

世界のトヨタ、応援しています!

POST PRIME(198A)

そして、もう一つ応援したい銘柄という趣向で選んだのがPOST PRIMEです。

POST PRIMEは、ユーチューバーで投資家の高橋ダンさんが代表取締役を務める会社。お金について学べるSNS「ポストプライム」の運営を事業にしています。

高橋ダンさんは私の投資人生のターニングポイントとなったお方で、長期投資をする上で米国株だけでなく先進国株や新興国株、米国債やゴールドといったコモディティに広く分散投資しているのは高橋ダンさんの影響です。

今でこそ勉強先を他の方にも広げて高配当株投資をメインとしダンさんの教えとは方向性が変わっていますが、投資で400万円も損して「ちゃんと勉強しないとマジでやばいな」と焦りに焦っていたさなか、リスクをコントロールして資産をじっくり育てていく長期投資の根本を説いてくれたことに本当に感謝しています。

POST PRIMEは2024年に上場したばかり。IPOの抽選に落ちてしまってからもいつか自由投資枠で投資したいと思っていて、ゴールドの売却益で買うのも悪くないかなとこの機会に購入。

「日本の金融リテラシ―を上げたい」というダンさんの熱量にはとても惹かれますし、「陰ながら応援したい」そんな気持ちを込めてこれから長期保有していきます。

今後の方針

最後に今後の方針について。

NISAつみたて投資枠は無理に満額埋めようとせず、淡々とした運用を心掛けていきます。インデックスの比率が高まってくればあと1~2回ぐらいリバランスして、来年にもインデックスは完全にオルカンのみにしてしまうつもりです。

投資先で優先するのはNISA成長投資枠で、できれば来年までは特定口座からの銘柄移し替えも駆使してなんとか満額埋めたいなと。暗号資産もかなり急騰したので、さらに値上がりするか今の水準を保つなら少し売却して高配当株に振り向けたいと思っています。

また、米ドルでは米国債を買っていくのが面白そうですね。FRBの利下げが始まっても思いのほか上がらず、TLTの分配金利回りは4%近い水準にあります。目先の投資先としてTLTを厚くしてみようと画策中です。

今回はそんな感じです。ではまた!

▼1回目のリバランス

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▼新NISAのよくある疑問について

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