長期投資に励んでいると、たまにこんな心配ありませんか。
投資ってめっちゃ暇!こんなんでいいの?
特に投資を始めたての頃、私はよくこの不安に襲われていました。
毎月、ドルコスト平均法でインデックスなどを積み立てるんですが、買う作業はネットでボタンをポチったら一瞬で終了。しかも、証券口座や投資対象によっては、それすらも自動化できてしまいます。
そうすると、投資に充てる時間は1カ月で数分。それは暇ですよね。
でも、それでいいんです。あなたが間違いのない投資商品を選んでいるなら、暇なくらいがちょうどよいのです。
このような言葉があります。
もし投資が楽しいもので、あなたも楽しんでいるようなら、
おそらくあなたはお金を稼げていないだろう。良い投資とは退屈なものだ。
世界3大投資家 ジョージ・ソロス
良い投資とは退屈なもの。
それに、これから先、長く投資を続けようと思うなら、刺激的な相場を毎日楽しんでいてはけして続けられません。
ライフステージが変わっても続ける必要がある
今、投資に取り組んでいるあなたは確かに暇なのかもしれません。
ですが、プライベートに充てられている時間は、これから先も確保できるでしょうか?
- 昇進して仕事が忙しくなるかもしれない
- 資格の勉強に精を出すかもしれない
- 結婚するかもしれない
- 子育てするようになるかもしれない
- 親の介護をするようになるかもしれない
社会人は人生の転機ともいえるビッグイベントを何度も迎える可能性があります。ライフステージが変われば、自分の時間はほとんどなくなるかもしれません。
自分の時間があるってすばらしいことです。空き時間は自分の意思次第で、自己啓発にも、ストレス解消の趣味にも、好きに使うことができます。それこそ、投資の理解を深める勉強に使うこともできます。
忘れてはならないのは、お金は送りたい人生を実現するために手段であること。そして、投資はそのお金を増やす手段の一つでしかないこと。忙しいサラリーマン投資家にとって、投資は暇な方がありがたいのです。
暇を有効活用して、送りたい人生に向けた準備を進めましょう。