みなさん、こんにちは。
5月の株式市場は思っていたより強かった、そんな印象です。
セルインメイという言葉がありますが米株式市場は堅調。今年に関しては売っていたら機会損失となった相場でしたね。
さて、それでは2024年5月末時点のポートフォリオを紹介します。
2024年5月末時点の資産状況
2024年5月末時点の金融資産額=12,208,316円
2024年4月末時点の金融資産額=11,782,417円
(前月比:+425,899円)
先月の振り返り
5月相場まとめ
- 米株式市場は堅調
- 日経平均株価はほぼ横ばい
- 米長期金利は下落、日本の長期金利は1%へ上昇
- ゴールドは中旬にかけて上昇するも月末にかけて下落
米国は長期金利下落、株式市場は堅調でした。一方、日本は長期金利が上昇しついに1%を超え、日経平均株価は米国を追いかけられず横ばいでした。為替は一時円高に振れたものの、円安に戻して横ばいで着地しました。
ポートフォリオは購入したばかりのJリートが下落したものの、米国株や保有している日本株が好調でじりじりと資産額が上昇した1カ月でした。
▼5月に受け取った配当金実績はこちら
関連記事:受取配当金・分配金実績(2024年5月)
ポートフォリオの運用方針
ポートフォリオの核は株式、インデックスETFと高配当株の二刀流で運用しています。
ポートフォリオのマイルール
- インデックスと高配当株の比率=徐々に1:3へ
- インデックスETF(VOO,QQQ,VEA,VWO)=徐々にオルカンへ移行
- 米国債券10%以内
- ゴールド、暗号資産=徐々に構成比率を下げる
毎月の買い増し方法
- 積立合計額の目安=約20万円/月
- 新NISAつみたて投資枠=5万円(オルカン)
- 新NISA成長投資枠・その他=10万円
- 外貨買い付け=5万円分(米国高配当ETF)
5月に購入した銘柄
- eMAXIS Slim全世界株式
- VIG
- HDV
- SPYD
- あいホールディングス(3076)
今月は方針通り約20万円を投入。
新NISAのつみたて投資枠でオルカンを積み立てた他、特定口座では定期購入しているドルで米ETFを追加購入しました。
成長投資枠では、新規銘柄のあいホールディングス(3076)を購入しました。
関連記事:【新NISAの使い方】私の投資戦略とポートフォリオ
高配当銘柄の内訳
<米国>
- 【買い増し】VIG
- 【買い増し】HDV
- 【買い増し】SPYD
<日本>
- 日東富士製粉(2003)
- JACリクルートメント(2124)
- アルトナー(2163)
- 【NEW】あいHD(3076)
- 旭化成(3407)
- 朝日ネット(3834)
- 日本曹達(4041)
- 信越化学(4063)
- アステラス製薬(4503)
- アマダ(6113)
- 三井物産(8031)
- 三菱商事(8058)
- 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- オリックス(8591)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- KDDI(9433)
今月新しく購入したあいHDについて詳しく見ていきます。
【今月購入した銘柄】あいHD(3076)
あいHDは13期連続で減配無し、自己資本比率83%、営業利益率20%を誇る6月決算の高配当銘柄です。
あいHD(2024年6月9日時点)
防犯カメラ等セキュリティ機器、医療機関向けカード発行機の販売。
株価:2,292円/PER:6.96/PBR:1.44
配当利回り(予想):3.93%
直近の決算
直近では第3四半期決算が発表されています。
23年第3四半期 (百万円) | 24年第3四半期 (百万円) | 前年増減率 (%) | |
---|---|---|---|
売上高 | 35,828 | 37,716 | 5.3 |
営業利益 | 7,536 | 7,779 | 3.2 |
経常利益 | 7,983 | 14,063 | 76.2 |
当期純利益 | 5,791 | 11,223 | 93.8 |
注目ポイント
- 業績は微増
- 経常利益の伸びは岩崎通信機㈱の子会社化による一時的なもの
売上は毎年微増傾向にあり、コロナ禍では落ち込んだものの現在は回復傾向。24年期は情報機器事業が減益で苦戦していますが、主力のセキュリティ機器事業が好調に推移しています。
また、経常利益が爆発的な伸びを見せていますが、これは岩崎通信機㈱の子会社化の影響で今期限りの一時的なもの。24年期の業績は売上高や営業利益の伸びで見ていく必要があります。
来期の業績予想
第3四半期決算で通期の上方修正が発表されました。
23年6月期 (百万円) | 24年6月期予想 (百万円) | 前年増減率 (%) | |
---|---|---|---|
売上高 | 46,396 | 53,000 | 14.2 |
営業利益 | 9,434 | 10,700 | 13.4 |
経常利益 | 10,519 | 18,600 | 76.8 |
当期純利益 | 8,243 | 15,600 | 89.2 |
修正理由は岩崎通信機㈱が発行した第三者割当増資引受けの取得価格と岩崎通信機㈱の純資産との差額発生のため。売上高と営業利益は当初予想のまま据え置きです。
1株当たりの配当実績
続いて配当金の実績を見ていきます。
年度 | 1株配当 | 増配率 |
---|---|---|
2014年期 | 24.0円 | ― |
2015年期 | 30.0円 | 25.0% |
2016年期 | 30.0円 | 0% |
2017年期 | 36.0円 | 20.0% |
2018年期 | 38.0円 | 5.6% |
2019年期 | 40.0円 | 5.3% |
2020年期 | 45.0円 | 12.5% |
2021年期 | 45.0円 | 0% |
2022年期 | 60.0円 | 33.3% |
2023年期 | 80.0円 | 33.3% |
2024年期(予想) | 90.0円 | 12.5% |
注目ポイント
- 直近10年間で減配無し
- ここ数年は二桁増配を記録
- 24年期から配当性向50%以上を適用
直近10年以上減配はなく、23年期の配当性向は46%で無理のない水準です。24年期から配当性向50%以上適用の方針が発表されており、今後も業績次第で増配が期待できそうです。
最近の配当利回りは3%台後半になっていて手を出しやすい水準にあります。業績は安定していて自己資本比率80%と財務優良であるためポートフォリオの仲間入りを決めました。
今後の方針
つみたて投資枠のオルカンはクレカ積立を継続します。日本の個別株については、配当利回りが上昇している銘柄が増えてきたものの、今のところはあいホールディングスを買い増し予定です。
購入を検討中の個別銘柄
最後に、ウォッチリストの中から過去の配当利回りなどを見て、購入タイミングが近そうな銘柄を紹介します。
- 明豊ファシリティワークス(1717)
- 日東富士製粉(2003)
- JACリクルートメント(2124)
- CDS(2169)
- あいホールディングス(3076)
- 飯田GH(3291)
- 旭化成(3407)
- グッドコムアセット(3475)
- プロシップ(3763)
- 日本曹達(4041)
- アステラス製薬(4503)
- エックスネット(4762)
- クミアイ化学(4996)
- 日本セラミック(6929)
- 全国保証(7164)
- 中本パックス(7811)
- ニホンフラッシュ(7820)
- 芙蓉総合リース(8424)
- 東京センチュリー(8439)
- 遠州トラック(9057)
- センコーグループHD(9069)
- 日本電信電話(9432)
- KDDI(9433)
- 沖縄セルラー電話(9436)
ウォッチリストから選抜し、配当利回りの推移などから買い時が近いと思われる銘柄です。売買の最終判断は、財務状況や直近のニュース、決算発表を確認してから行います。
参考にされる際、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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