みなさん、こんにちは。
2月のまとめが遅くなってしまいました。最近はかなり相場と離れているので、記事を書きながらようやく2月の状況に追い付いてきたところです。
経済も相場もトランプ大統領の関税政策に大きな影響を受けていますね。スタグフレーション、つまり物価は高いのに景気後退するシナリオも浮上してきていてゴールドは当面底堅いかもなぁという雑感を抱いています。必ずそうなるとも限らないし、利息を生まないので追加で買うことはしませんが。
さて、それでは2025年2月末時点のポートフォリオを紹介します。
2025年2月末時点の資産状況

2025年2月末時点の金融資産額=14,536,382円
2025年1月末時点の金融資産額=14,690,837円
(前月比:▲154,455円)
先月の振り返り
2月相場まとめ
- 【米株式市場】中旬までは上昇するも景気後退懸念や関税政策警戒で下落
- 【日経平均株価】38,000円のレンジを突き抜け約6%安
- 【日米の為替レート】155円から150円まで円高進む、一時140円台に
- 【ゴールド】上昇続く
日経平均株価はレンジの下限ラインを突き抜け前月比約6%下落の大幅安。米国株は中旬頃まで上昇基調でしたが、景気後退懸念や関税政策への警戒感から月末にかけて下落しました。また、日米の為替レートは日銀の政策金利引き上げの観測とドルの弱さから150円まで円高が進みました。
私のポートフォリオは約15万円のマイナス。今月の入金額20万円を考慮すると、実質的にはもっと下落しています。これまでと逆のトレンド、つまり円高株安の向かい風が吹き続けていて、どの保有株も少しずつ下落、良くても横ばいといった芳しくない状況です。
ただしこれは米国の利下げと日本の利上げが始まれば想定していた展開なので、今は資産額を気にせず株数を買い集めることに徹していきたいですね。
▼2月の配当金は別記事にまとめています
関連記事:受取配当金・分配金実績(2025年2月)
ポートフォリオの運用方針
ポートフォリオの核は株式、インデックスETFと高配当株の二刀流で運用しています。
ポートフォリオのマイルール
- インデックスと高配当株の比率=徐々に1:3へ
- インデックスETF(VOO,VEA,VWO)=徐々にオルカンへ移行
- 米国債券10%以内
- ゴールド、暗号資産=徐々に構成比率を下げる
毎月の買い増し方法
- 積立合計額の目安=約20万円/月
- 新NISAつみたて投資枠=5万円(オルカン)
- 新NISA成長投資枠・その他=10万円
- 外貨買い付け=5万円分(米国高配当ETF)
2月に購入した銘柄
- eMAXIS Slim全世界株式
- HDV
- SPYD
- INPEX(1605)
今月はいつも通り20万円を入金。
新NISAつみたて投資枠でオルカンを積み立てた他、成長投資枠では新規銘柄でINPEX(1605)を、特定口座で米ETFを追加購入しました。
高配当銘柄の内訳
<米国>
- VIG
- 【買い増し】HDV
- 【買い増し】SPYD
<日本>
- 【NEW】INPEX(1605)
- 明豊ファシリティワークス(1717)
- 日東富士製粉(2003)
- JACリクルートメント(2124)
- アルトナー(2163)
- あいHD(3076)
- 旭化成(3407)
- 朝日ネット(3834)
- 日本曹達(4041)
- 信越化学(4063)
- アステラス製薬(4503)
- アマダ(6113)
- 村上開明堂(7292)
- 三井物産(8031)
- 三菱商事(8058)
- 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- オリックス(8591)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- KDDI(9433)
今回は、新規購入したINPEX(1605)について詳しく見ていきます。
【新規銘柄】INPEX(1605)
INPEXは原油・天然ガス開発の国内最大手で政府が黄金株を保有、自己資本比率65%、営業利益率はかなり高い50%(ただし外国税負担重い)を誇る12月決算銘柄です。
INPEX(2025年3月15日時点)
- 原油・ガス開発生産の国内最大手。
- 株価:1985.5円/PER:7.21/PBR:0.49
- 配当利回り(予想):4.53%
直近の決算
直近では24年12月期の本決算が発表されています。
23年12月期 (億円) | 24年12月期 (億円) | 前年増減率 (%) | |
---|---|---|---|
売上高 | 21,645 | 22,658 | 4.7 |
営業利益 | 11,141 | 12,717 | 14.1 |
税前利益 | 12,533 | 12,988 | 3.6 |
当期純利益 | 3,217 | 4,273 | 32.8 |
注目ポイント
- 前年比増益の主要因は為替
- 営業利益率は50%超、ただし法人税等の負担は6割超
INPEXは市況に左右されやすい景気敏感株。今期は増収増益ですが売上は決して増収傾向にあるわけではなく2021年期までは1兆円を前後していました。2022年期に跳ね上がり2兆円に達してからはその水準をキープしています。
今期は1056億円の増益ですが主要因は為替でした。円安で1500億円のプラス効果があり、グループ企業の税効果最適化などもあって、販売単価の下落や諸費用増加といったマイナス要因を上回りました。
また、営業利益率は50%超と非常に高く魅力的なのですが、法人税等の負担がかなり高いという特徴もあります。税前利益と税引き後の純利益を見比べると分かりやすいですが、ガクンと利益が減っています。なんと税前利益から6割以上も法人税等が引かれているんですね。理由については会社からの過去資料を引用します。
Q.INPEXの法人税等は、なぜ高いのか?
A.当社は、産油国等に対する税金を支払っている関係で、税負担が比較的高いです。
2021年12月期 事業活動のご報告
どうやら海外で掘削して利益を上げるとかなり税金を納めなきゃいけないようで。会計ルールで法人税等の欄に記載されてはいますが、事業を海外展開しているINPEXにとってこの税負担は実質、産油に伴う経費と捉えることもできますね。
なので、本業でしっかり利益が出ているかどうかは営業利益だけでなく最終利益もチェックしてあげる必要があると考えています。とはいえその純利益率も18%ほどあり立派な数値なので全然問題視する必要はないのが現状です。
来期の業績予想
25年期の業績予想は減益予想です。
24年12月期 (億円) | 25年12月期予想 (億円) | 前年増減率 (%) | |
---|---|---|---|
売上高 | 22,658 | 22,190 | △6.5 |
営業利益 | 12,717 | 11,060 | △13.0 |
税前利益 | 12,988 | 11,570 | △10.9 |
当期純利益 | 4,273 | 3,300 | △22.8 |
1株当たりの配当実績
続いて配当金の実績を見ていきます。
年度 | 1株配当 | 増配率 |
---|---|---|
2015年期 | 0 | - |
2016年期 | 18.0 | 17.7% |
2017年期 | 18.0 | 25.0% |
2018年期 | 18.0 | 4.0% |
2019年期 | 24.0 | 33.3% |
2020年期 | 30.0 | 25.0% |
2021年期 | 24.0 | △20.0% |
2022年期 | 48.0 | 100.0% |
2023年期 | 62.0 | 29.2% |
2024年期 | 74.0 | 19.4% |
2025年期(予想) | 86.0 | 16.2% |
注目ポイント
- 2021年期に減配あり
- 平均増配率は20.8%
- 27年期まで累進配当導入
25年期の業績は減収減益予想。ただ、この点はあまり心配していません。原油価格など市況に左右されやすい景気敏感株なので、良い時もあれば悪い時もあることを踏まえて投資する必要があると思っています。実際、コロナ禍では減配もしていますし。
それに、その配当についてはこのたび累進配当が導入されたことでかなり不安感が払拭されました。 参入障壁の高い鉱業で、波はありつつも毎年利益を出して財務良好、直近の配当利回りも4.5%以上と高め。累進配当導入が最後のひと押しとなり今月ポートフォリオの仲間入りを決めました。
今後の方針
オルカン積立と米国ETFの外貨購入は継続。新NISA成長投資枠の購入先はINPEXの買い増しを最優先に考えています。魅力的な価格帯にあるという前提ですが、400株以上を1年以上保有することでQuoカードの株主優待を貰えるんですよね。
優待につられている感は否めないですが、配当だけに注目しても十分魅力的な銘柄ですし株価2000円前後にいる間は数カ月かけて買い増していこうかと。もし400株に間に合わず上がっていってしまったら無理に買わずあきらめて他の銘柄を探します。
購入を検討中の個別銘柄
最後に、ウォッチリストの中から過去の配当利回りなどを見て、購入タイミングが近そうな銘柄を紹介します。
- アクシーズ(1381)
- 明豊ファシリティワークス(1717)
- INPEX(1605)
- 積水ハウス(1928)
- 日東富士製粉(2003)
- JACリクルートメント(2124)
- アルトナー(2163)
- CDS(2169)
- 雪印メグミルク(2270)
- 学情(2301)
- プラネット(2391)
- キリンHD(2503)
- ヒューリック(3003)
- あいホールディングス(3076)
- 宮地エンジニアリング(3431)
- システムリサーチ(3771)
- ザ・パック(3950)
- 東ソー(4042)
- 積水樹脂(4212)
- アステラス製薬(4503)
- エックスネット(4762)
- ブリヂストン(5108)
- ニチリン(5184)
- 巴工業(6309)
- 日本セラミック(6929)
- 全国保証(7164)
- パラマウントベッド(7817)
- ニホンフラッシュ(7820)
- バルカー(7995)
- 三井物産(8031)
- 三菱商事(8058)
- オリックス(8591)
- 日本電信電話(9432)
- 電源開発(9513)
ウォッチリストから選抜し、配当利回りの推移などから買い時が近いと思われる銘柄です。売買の最終判断は、財務状況や直近のニュース、決算発表を確認してから行います。
参考にされる際、投資判断は自己責任でお願いいたします。
▼株価が自動更新される銘柄リストの作り方を紹介
関連記事:株価が自動更新される!エクセルを使った銘柄リストの作り方
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